長茎術後は術後感染症に注意
長茎術は、靭帯を切って体の中に埋まっていた部分の陰茎を前方へ移動させて長くするという手術です。
メスを入れて切開する外科的治療なので、それ故に術後感染症と隣り合わせです。
長茎術を受けた後に生じる痛みの理由の一つであり、ほったらかしにすると感染症の原因である菌がどんどん増殖して痛みが増幅します。
長茎術に伴う術後感染症が理由の痛みに見舞われないようにするための予防対策として有効的なのが、とにかく患部を衛生的に保つということです。
菌が切開した部分の傷口から入り込んで悪さをすることが痛みの原因ですので、傷が完全に塞がってキレイな状態になるまでのダウンタイム期間中は、手洗いを徹底すべきです。
包帯を外したり巻いたりするときや薬を塗ったりするときは、どうしても患部に手で触れてしまうことになります。
触れないのが理想的ですが、触れなければならないときは殺菌力と洗浄力が高いハンドソープでしっかり手を洗っておきましょう。
長茎術後の物理的な刺激が痛みにつながる
長茎術を終えた後に生じる痛みの理由は術後感染症だけではなく、圧迫や摩擦や衝撃などの物理的な刺激が痛みにつながるケースもあります。
乗り物に跨ったり寝返りを打ったり物が当たったりなど、ちょっとした刺激がダメージとなり傷口が炎症を起こし患部が痛むというメカニズムです。
自転車をこいだり摩擦が生じるようなボトムスを穿いたりすることもダメージになります。
サッカーやバスケットボールや野球やバレーボールやテニスなどの球技は、ボールが直撃する危険性がありますので術後1ヶ月程度は絶対に行ってはいけません。
日常生活においては常に患部を守ることを意識し、絶対安静が原則です。
1ヶ月間のダウンタイムを経て傷口がキレイに塞がり違和感を覚えることもなければ、徐々に今まで通りの生活に戻していきます。
物理的な刺激以外だけではなく、食事などによる内側からの刺激が痛みの理由になったりもしますので、辛い食べ物やお酒は控えめにすべきです。
まとめ
長茎術の痛みの理由は大きく分けて二つあり、術後感染症と刺激による炎症がそれにあたります。
どんなに気を付けて生活していても、ちょっとしたきっかけで痛みが出てしまうこともあります。
何らかの異変を感じたら放置せずに一刻も早くクリニックに伝えるべきです。
ほとんどの場合クリニックの治療費にはアフターフォローの料金が含まれていますし、トラブルに対する保証を設けているクリニックもたくさんあります。
お金をかけずにみてもらえますので安心です。